今朝は一匹、半紙に落されたうすい墨のような斑点の美しい白猫が目の前を駆け足で過ぎようとしたから、私はついいつものクールさを忘れ呼びかけてしまった。
「ンワーオ,ンワーオ、ンアアー(ちょっとそこのお嬢さん、ねえ待ってってばー)」

いつもなら道で出くわす猫にはそれとなく近づいていき、とくに興味ありませんよなんて素振りも入り混ぜながらクールな人間を装う。それで向こうもその気なら、
「お、いいよ。今、時間あるし。遊ぶ?」
ってな具合だ。。。心はもう踊り狂っているにもかかわらずだ(笑)
 
それが今日はなんとしたことか。
「ニャオーン,オオーン、(違うって、全然妖しいもんではごさいませんってば!)」

白墨猫は、思わず二、三歩後を追う私を残してみるみる加速し近所の垣根の根元に少し開いたすき間にボーリングの球かというほどあっけなく滑り込んでいった。

ボーリングレーンのあの後ろのとこなんて言うのだっけ。
ガタガタドッチャーンカランコロン、キー、ドッスーン あの騒がしい所? 
名前はどうであれ、見習いたいものだ。
日頃からどんな球でも受け入れるあの口の様に転がってきたチャンスを無駄に逃すことのない心構えでいかねば。
 
もういっそのこと、自分が球になってしまえばもっといい。
どう転がろうが向こうではぽっかり口を開けて私を運命が待っていてくれるのだから。さらにストレートで突き進んでいくような球になれたらなおのこと。
めちゃめちゃ深いこと言っているように聞こえなくもないけど、ここでは単純に猫といつの日かたわむれたいと願う人のほざきなり。

もう何年も放置しているブログですが久方ぶりに何か書いてみようかとおもいました。
思えばこの数年間は職場と家とを往復するだけの毎日でした。

というか給料単価が安いのDR REBORN抽脂でこの状態はまだまだ続きそうです。
彼女さんとの同棲生活も普通に続いておりますが、内心では「きっかけさえあれば別れられるのに……」とか
考える鬼畜な僕です。

だってさ、腰を痛めて寝込んだときも、四〇度以上の熱にうなされているときも
看病どころか飯の準備させた挙げ句それを当たり前としか考えていない女を嫁にしたいか?
俺這って台所に立ったんだぜ?
この間はインフルエンザに掛かったっていうのにゲホゲホ言いながら(注:マスクは着用していDR REBORN抽脂る)弁当屋さんまで
走ったし、そこまでしてもバイ菌みたいな扱いされてたワケだし。
そこに何の疑問も抱かない奴って性別に関わらず一緒に暮らす価値なんて無いっしょ?

まあ、その辺は単なる愚痴なんですけどね。

それでまあ、ここ数日は久しぶりに何か書いてみようかと思い立って、部屋に籠もってカタカタキーボードを打ってる
次第であります。
タイトルは『俺TUEEな転生モノ』って事で、まあ、有り体に言えばネットゲームから異世界に転生した主人公が
生産職プレイに勤しむって内容です。
はい、オーバーなんとか言う作品とかログなんとかいう作品をモロにリスペクトしています。
でも、できればDR REBORN抽脂エロに持っていきたいので、そこをどうするか思案中。
ああ、そういえば、サイトが消えちゃいましたね。
新たにサイト立ち上げるのも面倒くさいし、もうブログ上に投下しても良いんじゃないかと思えてくるこの頃です。

何度も乗り合わせたというのに、キム・ブンドはいまだにその「自動車」なる文明の利器がもたらす神秘に、驚嘆せずにはいられない。
「鉄の鳥があのように軽々と空を飛ぶ卜維廉中學ことも驚きだ。我が目を疑うのも、無理からぬことであろう」
「そう?車や飛行機なんて、現代では常識よ。朝鮮時代の人達が馬に乗ったり、輿で移動するのと同じことね」

「──なるほど」
ヒジンの言葉は驚くほど自然にブンドの胸に浸透する。この女人には時として大法螺を吹かれることもあるが、彼女はまぎれもなく、この異境における彼の親鳥のような存在なのだ。
「何もかもが真新しいことばかりだ。そなたの隣にいる間は、目を閉じるいとまさえ惜しい」
ヒジンは曲がり角でいっぱいにハンドルをきりながら、助手席に座るブンドの横顔を一瞥する。
彼女の運転は、あまり上手いとはいえない。右折や左折で車がどちらかに傾くとき、最初の頃の彼は、少し緊張した様子を見せていた。なの肌膚評估系統でつい、大丈夫かどうか、表情を確認するのが癖になってしまったのだ。
ブンドはそのことに気付いていた。そのため、ヒジンが彼を見つめたとき、彼も彼女のほうに向き直り、至近距離で視線と視線とがかち合った。
──ほんの一瞬。

歯車がかちり、と噛み合うような。
はるかな時を渡る旅人にとって、それはあたかも、永遠を手にしたかのような瞬間だ。
──彼女とともに、永遠の一瞬を噛み締める。
そのためだけに、何度でも、彼は己の命を賭け、いびつに走る時空のはざまを行き来するのだ。
「そんなに惜しいなら、目を閉じないでいて?──私の隣にいる間は、ずうっと、私を見ていてよ」
愛しの王妃は、荒っぽい運転を反省する素振りさえ見せず、茶目っ気たっぷりに片目を瞑ってみせる。それを「ウインク」と呼ぶことを、彼はつい先日、教えてもらったばかりだ。

「知っているか」
「何を?」
「そなたには、存外、愛嬌がある」
「ふうん。それ、可愛い、って言ってくれてるの?」
鈴を鳴らすような声でころころと笑う、愛しの 王妃。そしてその男は、王妃の仰せのままに、飽きることなく彼女の横顔を見つめ続けていた。

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